愛国心愛国心というが、老後も守ってくれなさそうな国のために戦う人がいる??
無条件に国のために死ぬ馬鹿は誰もいないと思うよ。ネトウヨでさえね。
そもそも年金(老後のサポート)自体が愛国心鼓舞のためにつくられたようなものなのだ。
戦前は軍人および公務員のみが年金を受給できた。
それを戦時下で改正(厚生年金が誕生した)した。なぜ改正したのか? 戦争に協力すればちゃんと面倒を見ますよと言って、軍資金を集めたのだ。
しかしながら、戦後どうにもこうにも支払いできそうになかった。
だが払えないなどと言えば、一体何のために戦争に協力したのか? と暴動が起きかねなかった。そこで政府は年金を継続し、1961年に再び改正する。
そう。
先の大戦ですら、国家が面倒を見る確約をしなければ国民は協力的ではなかった。特に末期になって厚生年金が制定されたのが何よりの証拠だ。
今現在、多くの人々が数十年後に年金が受給できるのか疑っている。
国はそんなことはないというが、国のムーブを見る限り、非常に怪しい。
少子化は爆速で進んでおり、破綻は目前だ。
戦後の破綻はベビーブームと経済成長でしのげたが、経済は低迷を続け、ドイツにも抜かれ、浮上する気配は皆無だ。
愛国心なんて昔の人間も持っていない。
ただ国が死ぬかもしれないけど面倒見るから! と言ったから協力したに過ぎない。現日本政府は面倒を見てくれそうにない。誰が国のために死ねるか。
ネトウヨは家族のために戦うのだ! というが、自分は死んだ後にびた一文でないなら、一体全体何が家族のためになるのだろうか?