私は日本の文化が至高というような右翼的な価値観はないが、洋楽に魅力がない、というのはその通りだと思う。
日本のロックバンドは元来洋楽のコピーで、その最たるものがB'zだと思うのだが、私が彼らに少しも惹かれないのは、彼らの音楽が洋楽のパクリだからだと思う。
お前の耳が悪いのだ、と言われればそれまでだが、洋楽は何をきいても同じようにしかきこえない。
一見すると、英語は発音が豊富でかつ、ストレスアクセントかつ、イタリア語のようにアクセント位置がほぼ固定ではなく、単語毎に異なるため、リリックにダイバーシティが生まれるはずだ、というのが私の持論だが、実際はそうでもなく、同じに聞こえる。
なぜかはわからないが。
ドイツ留学した友人が、さくらさくらは早口の歌にきこえるとドイツ人が言っていたときいたが、日本人からすれば遅いテンポだ。
しかし、そこに意味を見出せないドイツ人がきくと、母音がダダダダと続くため、早口にきこえるのだそうだ。
確かにドイツ語は母音が少ない。だから母音が頻出すると早口にきこえるようだ。日本人の、子音が続くほうが早口にきこえる、という感覚とは真逆だ。
そういった感覚の違いもあるのだろう。バブル以降、洋楽は市民権を完全に失った。
一方、韓国語の歌は異なって聞こえる。中国語は同じにきこえる。
このあたりを鑑みるに、言語的な感性が作用してしまうと発音や構造の遠い音楽は同じにきこえてしまうと思われる。だからか知らないが、母音過多のイタリア語の歌は英語の歌よりも違って聞こえる。
そこで、じゃあ、インストだとどうなのか。
私はクラシック音楽はよくわからないが、ゲーム音楽なら、洋物でも異なって聞こえる。CivシリーズなんてOSTほしかったくらいだ。
ヴォーカルありの音楽において、私は洋楽が少しも優れているようには思えない。まあ、叩かれそうではある。マニアは好きだからね。洋楽。ビートルズくらい古いと、歌謡曲みたいで区別がつくんだけどさ。
続いて映画。
もうつまんねーのばっかりで、韓国映画が売れるのがよくわかる。一昔前のSF映画は好きなんだけど、21世紀になってからは大した映画がない。
続いてファッション。
そもそも、美術デザインに於いてアメリカ人はセンスがないので、かっこいいと思ったことがない。
これはファッションだけではなく、車や家電などのインダストリアルデザインもダサい。とにかくダサい。日本もまあ、ダサいが、もっとダサい。