たぶん、ドイツ大好き人間が日本人には多いと思う。
なにせ明治維新後、英仏のように向こうからこなかったのに、一方的に好き好き大好きしてるんだから。
医学も別に英語でもよかったわけだし、戦前では、ドイツ語由来の単語はクッソ多い。
が、肝心のドイツ人はたぶん、ヨーロッパで一番日本人が嫌いなんだよね。二番目はイギリス。
案外フランスがそんなでもない。
徹底しているのはイギリスで、ドイツは韓国みたいなところがあって、日本のポルノやエンタメは見ていて、下半身は正直だが、口では罵倒してくるタイプだが、イギリス人は日本文化そのものが嫌いだ。
このへんは、フランスと日本は実際対峙したことがない。仏領でもさほど戦闘はなかった。
反日感情の強い三国は、ドイツ、イギリス、オランダで、共通するのはそもそもがレイシスト民族のゲルマン系ってことだ。
あとは、日本のせいで国力が減退したとオランダは本気で信じていることだ。
日本のせいで、インドネシアというドル箱がなくなった。小国になってしまった。という気持ちが強く、教科書では出島で日本を教育したのに、ファシスト国家になって、自分たちに恩をあだで返した、みたいに教えている。
イギリスも同様で、日本のせいで、東南アジアの植民地を喪失したし、事実上帝国主義から撤退することを余儀なくされたし、ドル箱だったインドに独立の口実を与えたのも日本のせいだと思っている。
WWIIで日本は負けたが、事実上、あの戦争で勝ったのはアメリカだけで、オランダやイギリスは勝ったものの、世界の主導権を完全に米ソに奪われたので、半分負けみたいなもんで、その原因は日本だ。だから恨んでいるフシがある。
じゃあ、同盟国だったドイツはなぜか。
同じ敗戦国だったのに、先にいちぬけして、アメリカに次ぐ二位になったことだ。しかも、戦後は車、カメラ、文具といったドイツと明らかにかぶる製品で日本は出世していった。それがむかつくのだ。
結果、ドイツ人本来の差別感情とあいまって、ヨーロッパ一日本が嫌いなのだ。国民の半分が悪感情を持っているといわれている。
