ロシアにすり寄るドイツやスリランカ、NATOに入りたいがためにトルコの言いなりになる北欧。
日本ではなぜか叩いている奴が多いが、外交ってそういうもんだろ??
いつでもアメリカを後ろから斬れる状態にしておくのが国際関係だってのに、アメリカの前で全裸待機しているのが日本だ。
スリランカなんか、今総スカンのロシアを頼れば多くのものが引き出せそうだからあえてのロシアだろうし、西側はウクライナに武器をあげるのに忙しく、スリランカが無視されるのはまあ、わかっているし。
日本くらいじゃないの?
アメリカ絶対正義で、なんでもかんでもアメリカのする通りやる通り。
アメリカがロシアを非難してるからロシア側につくやつは全部悪。ウクライナはアメリカが支援しているし、絶対正義。馬鹿じゃないのかな?
冷戦の時だってそう。
ソ連は絶対悪っていったのはたぶん日本が一番槍で、アメリカとロシアはなんだかんだ白人国家同士だし、雪解け後は一緒に宇宙ステーションつくろうぜ、ってノリになってたし、実際に戦争させたのはベトナム人と朝鮮人。
イエローが変わりに死んだのよ。
たぶんアメリカ人以上にソ連を悪の国家とみなしていたと思う。
なんで日本人ってこんな頭が固いんだろうね。
というか、強い奴が絶対正義って思想、どうにかならんのか。
自民党が強いのもそのせい。強い奴の背乗りにしか興味ない連中しかいないもの。
だからいったん覇権を取るとコバンザメばかりになって、ある意味安定するけども、硬直化していくともいえる。
いじめとか体罰もどの国でもあるけど、まあ、逮捕されるんだよね。普通の国では。
中国とかトルコでも逮捕なんよ。
日本じゃまあ逮捕されたら奇跡だよ。なんでかっていうと、いじめられた側が悪いって思うやつの方が過半数こえてそうなんだよね。
だって、いじめた方が悪いっていってるのは明らかに被害者だけで、中立の人間がいじめる側の味方だからねえ。
実際、いじめドラマ大好き国民だし、いじめられるってことは、それくらい弱いのがよくないんだし、体罰だって結果を出せない弱い奴は殴られて当然なんだよね。
そういう考えのやつがすごく多い。
ランキングも大好きだし、本当に勝ち負け大好き。なんでかっていうと、勝ってるやつに背乗りすることばかり関心があるから。
歴史上、革命なんかも一度もなかったけど、弱い奴=悪だから革命が正義にならないわけ。
錦の御旗が正義なのは名目上であろうと天皇が一番ってことになってるから。
既存の一番が決まっていないと、いいか悪いかすら決められない。
デモやストもたたくやつばかり。大嫌いでしょ。みんな。
学生運動ですら外国と比べてしょぼいことこのうえない。
だって学生側は一名しか死んでない。
ヒッピーも日本ではファッションにしかならなかった。だってそうでしょ? 体制を叩くなんてかっこ悪い!!
労働者の権利にも興味がないし、当の労働者が労基法はなっちょらんとたたく。
ちょっと意味がわからないが、労働者ってのは弱いわけ。金も権力もない。
でも、みんな弱い奴になりたくない。
労組なんかに熱心なのは弱い奴。
社会で出世できないから、会社を攻撃している可哀想な奴。そんな暇があるなら起業すればいいのに。と。
で、労働者って言葉自体が弱いクソって意味の不快な言葉だから、黄色人種ってガチ差別用語よりも使用頻度がさがってて、もう死語同然だ。
みーんな経営者視点で物を考え、消費はいいこと経済を回せとか言ってる。とても労働者の言葉じゃない。
たぶん、日本人は世界一我欲が強いと思う。中国人なんか目じゃないよ。
あんな強権国家なのに、あえてキンペーを馬鹿にして逮捕されたり、日本人なら絶対しないよ。
寝そべり族だって、日本じゃ生まれない。
だって、いっぱい稼いでセックスして、ものをいっぱい買いたいじゃん? バブルのときに世捨て人流行った? みーんな若い子はセックスセックスだったでしょや。
我欲が強いから、みーんな強いものの味方だし、それを指摘するやつは馬鹿で、大人しくすり寄ってれば稼げるのに、なんでそんなことを指摘するんだろう? というやつが多い。
利他という言葉が日本語の辞書にはたぶん、ないんだろう。ある気がしていて、日本人が親切ってのは自称で、イギリス人が紳士を自称しているのと同じくらい眉唾だ。
ボランティアが無償奉仕になってしまったのもそういうことだろう。
無料で使えることにしか興味がない。利他的に活動することにも興味がない。
誰かに無料でやらせよう。草払いに金払うなんてもったいない、と全員が考えるせいで、結果、強制無償奉仕になってしまった。
みなが我欲まみれゆえに、いろいろなものが全員損する方向へいく。
みんながちゃんと経費+αくらい払おうよという世界なら、みーんな経費+αくらいはもらえるのだから。
でも、他人に草払いごときで金を払いたくないのだ。
幕府は隣組という制度を設けた。これが現在へと続く、世間体や他人の顔色をうかがう習性の起源だろう。
我欲の強さを抑え込むために、幕府は「連帯責任」を導入した。
少しは利他的に行動しろということだ。
しかし、結局これも隙あらば他人を叩きすっきりしたいという気持ちから、いかに叩かれないようにしよう、恥ずかしくないようにしよう、という話になってしまった。
会社は大きな隣組みたいなことになった。
連帯責任だが、責任を負わされるのは立場が弱いやつという。
アメリカは寄付が多いというが、実際は節税の意味をもつ。実際はそれほどではないのかもしれない。
しかし、これだけSNSの時代になっても、誰かのために無償で〇〇しよう! とか言う話はあんまりでてこない。
あるとしたら、災害のようなメディアが騒いだ時だけだ。
災害と言えば千羽鶴だが、千羽鶴は金がかからないからないし、やった気分になるから、みんな大好きで、被災地には大迷惑だ。
日本人が気持ち主義なのは、気持ちの問題にすればいろいろなものが「無償」にできるからだ。
やる気の搾取というのもそれだ。
お金の話が嫌いというのも、俺に気軽にお金をあげないのも、もともとは他人に金をあげたくないし、我欲まみれだからこそお金=汚いと考えるのだ。
お金が綺麗だと思えば、俺にぽんぽんお金をあげれるはずなのだ。
とにかく、この国はカネカネカネだ。
しかも自分のカネにしか興味がない。
だから政府はどんどん増税するが、自分には関係ないとか、政府に文句言う時間が無駄だし、そのあいだにメルカリでもして小金を稼いだ方がいい。
それに自分が頑張って減税できても、他の奴まで棚ボタなのは不愉快だし、したくない。
税の使い道も興味がない。もう自分のカネじゃないからどうでもいい。そういう話なのだ。
増税はどこか他人事。経営者目線の貧乏人たちは給料が安いならやめろとわめく。
世界で一番文化が商売化されているのも日本だと思う。
カネのためには伝統も文化もどうでもいいのだ。