憂邦烈士連合会@ソロプレイ

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日本の治安の良さとは何か

 日本の治安の良さは、ヤクザやチンピラが儲かる仕事である、というのが最大の理由だと思う。
 彼らは儲けを手放したくないので、一線を越えてこないことが多い。警察沙汰になって、折角の儲けを失いたくないのだ。もちろん、アメリカだって、ベガスを支配するようなマフィアは儲かっているが、ほとんどのチンピラは貧乏だ。50万円で殺人すらするくらいに。
 日本で50万円で殺人を請け負うチンピラはいない。理由は、的屋だったり、風俗だったりをやった方がずっと儲かるからだ。殺人なんて馬鹿げている。
 アメリカでは風俗は厳しく取り締まられる傾向があるからチンピラは儲からない。日本ではソープは自由恋愛ということになっており、ほとんどの都市には風俗街があるし、なくてもデリヘルは存在する。観光地なら絶対ある。
 また、チンピラは生活保護をだいたい受給していて、少なくとも田舎では中流以上の暮らしをしていることが多い。生活保護+非合法の仕事で。一般人は鬱の診断書でもない限り受給できないが、チンピラはすぐ受給できる。
 こうしておくことで、チンピラに重大犯罪をやるのは損と思わせるのが日本式である。これは確かに重大犯罪を起こさせない抑止効果があり、欧米と比べ殺人件数などはとても低い。その代わり、軽犯罪被害者は泣き寝入り、と言うことが多くなる。すべてがうまくいくということはないのだ。
 日本では軽犯罪は示談で片が付く。被害者が拒否しても、警察や司法が強引に示談させることも多い。なので、一見軽犯罪も少なそうだが、実際は少なくはない。雀の涙のような示談金で被害者が泣き寝入りに等しい状態に置かれているだけのことだ。むしろ多いのではないか? とすら思う。
 日本人の三分の一は万引き犯だと思うし。
 重大犯罪を少なくするために、チンピラの軽犯罪に目を瞑る。これがいいか悪いかは価値観の話だろう。田舎で豪勢な暮らしをしているのは、やくざかチンピラか医者で間違いないし、そのようなチンピラをのさばらすのを是とするかどうか、だ。