AutoCADを無料で使えるソフトを2000円で販売していた無職が捕まったそうだ。
AutoCADは買い切りライセンスではなく、サブスクリプションなので、相当クラックは難しい。
それをクラックできるとは、無職にしておくのが惜しい人材だが、日本企業はこういう人材を手にせず、Excel職人ばかり採用し、彼らが偉そうにしているから駄目なのだ。
まえもBCASをクラックした中学生がいたが、仕様書を読み込んでクラックしたらしい。努力家だし、私が経営者なら採用したい。
しかし、採用しない。
犯罪者だから?
違うと思う。陰キャだからだ。
というのも、好きなことならたとえ犯罪でも興味が出る。クラッカーとハッカーは事実上同じだ。
こういう能力はあるが性格に問題があるやつは技術的な仕事だけさせればいいのだが、日本社会はなぜか、技術屋に営業をさせたり、管理業務をさせるのだ。
面白いことに逆はない。営業は技術屋を絶対に助けない。
そうそう、競馬で儲かるソフトをつくったやつ。あいつもすごい。
実際、あれで儲かったわけだから、お墨付きだ。100万払っても、そのソフトを欲しいやつはいっぱいいるし、何より統計と機械学習あたりの技術力が高い。
競馬だけじゃない、株にだって応用できる。
私が経営者なら採用したい。
そもそもだ。こういったIT犯罪は、誰か死んだり傷つくわけじゃない。
日本社会は物理的犯罪にはすごく甘いが、私は暴力的なやつは採用したくない。割れやってても、採用していい。だって、それで誰か傷つくわけじゃないし、会社で暴言や暴力をふるうわけでもないからだ。