コーディングとかプログラミングって、わけのわからない(論理的にという意味ではない)仕様と、人間の決めた仕様書との戦いであって、ロジカルな世界でもなんでもなく、トライアンドエラーでかつ出口の見えない世界だ。
というのも、コンピューターの世界の物理法則に支配されておらず、マイクロソフトだのグーグルだのが勝手に決めたルール=仕様の話なので、仕様書見るか、ぐぐらないかぎり、まあわからないし、人間の作ったもんだから、だいたいバグがあるけど、OSを一からつくるわけにもいかず、大企業のつくった下痢便の後始末もしないといけない。
論理が支配しているのは一部の学術・金融演算プログラムだけど、ああいうのは、計算式とアルゴリズムの世界なわけで、そんなもんはごくごく一部の人間しか触れない世界だ。
99%のコーダー、PGの仕事は、わけのわからない仕様との泥臭い戦いでしかなく、何度も言うが、それは自分のあずかり知らないところで恣意的に決められた何かで、しかもバグを大いに含み、やつらはバグを直さず、私が客から怒られる。
UIが気に入らないだけでバグと言われる世界だ。自分の使い方が悪いくせに、バグと言われる世界だ。
なんでりんごは空にのぼっていかないんだ! と言っても無理だ。それは神が決めたことだ。ニュートンのせいではない。
しかし、ITの世界の法則はぜーんぶ(一部のハード部分、シャノンの理論的なところは例外)人間が勝手に決めたんだ。
まだまだ使えるものを勝手に削除し(MSおまえのことだよ!! DVD再生機能を切るな!!)、不便を強要してくる(モバイルソフトのできないことの多さ、簡単なことを異様に複雑にする手続きにはうんざり。VB6より退化している部分が多い)。
もちろんやつら上級IT業界人間たちは、自分たちでは一切コーディングしないんだから、垂れ流しよ。
PGの世界って、文系の世界なんだよ。
大事なのは客と上司を黙らせるコミュ力。体育会系の世界なんだよ。
論理?
ないない。PGが論理だと思っているのは素人と学者と文科省の役人だけだろ。
たしかに、プログラムを学習する子供向けのキット(スクラッチ含む)は論理的な思考を得るのには有用だが、プログラマーになるのには「一切必要ない」。
イデアとしてのPGと、現実のPGには、もはや何の関連性もないのではないか? というほどの違いがある。