欧米でも駄目だった

 菅が欧米でもロックダウンでコロナを防げなかったじゃないか、みたいな逆切れをしていたが、私が思うに、日本人の民度なら、自粛でこれだけ防げたのなら、ロックダウンをもってすれば、もっと防げると普通は考えそうなものだし、やってもいないのだから、やってみないとわからないはずなのだが、菅は言い訳したいだけなので、こういう場合はすぐに断言する。

 

 最近日本でコロナ患者が急増しているが、明らかにオリンピックのせいだろう。

 新しい株が外国からやってきたわけだ。日本は島国なので、「国家単位でのロックダウン」は容易だというのに、そのアドバンテージを自らなげうった。

 お友達同士で儲かるために、だ。

 

 そして、まえまえから示唆されていたことだが、コロナに対してアジア人はもともと耐性があった。だから日本の政策がよかったわけではない。ミャンマーラオスでさえ、死者数は増加しておらず、コロナ感染は殆どなかったし、重症化もしなかったのだ。

 

 つまり、何をしてもコロナは防げたのだ。

 逆に言えば、あれだけやりたい放題しても「あれだけ」で済んでいたのだ。むしろ、GoToトラベルなんてやらなきゃもっと少なかっただろう。

 

 しかし、デルタ株はそうじゃない。変位種なので、アジア人の耐性では防げなかった。これは簡単な話で、もともとコロナはSARSの一種なのだ。昔からSARSはアジアに偏在し、アジア人は大昔から罹患していたが、デルタ株は東アジア以外の人種の中で変位した。だから、アジア人は抗体がない。

 

 これは普通に手に入る情報だが、メディアが言っているのをあまりきいたことがない。NHKスペシャルか何かで言っていたような気がするだけだ。

 考えればわかることだ。だが、なぜかほとんどきかない。言ってはいけないことのようだ。

 

 そして、そもそもコロナがこんなに騒がれたのは「欧米白人がいっぱい死んだ」からで、もしアフリカでしか流行らなかった場合、五輪開催の是非なんて議論はほぼ起きなかっただろうし、欧米諸国も低い関心だっただろう。

 白人の死は重大な問題として扱われる。

 ユダヤ人やアルメニア人迫害は甚大な問題だが、クルド人は大したことではない、というように。ウイグル問題も、ウイグルが「白人種に近い」から問題なのだ。

 

 私は自民党は「五輪金メダル数最大」の効果で、議席が伸びると思った。しかし、デルタ株がここまで蔓延するのは誤算だっただろう。

 

 誤算だったろうが、いまだに、「嘘の成功体験」に浸かっていて、まともな対策を取る気はないようだ。

 「嘘の成功体験」とは、デルタ株以前のコロナが「政策によって」欧米よりはるかに対処できたという幻想のことである。