自動運転

 結局、トヨタやフォードが、テスラやウェイモといったスタートアップやベンチャー、新興IT企業よりも自動運転が進んでいるらしい。当たり前である。

 

 かつて、AI開発においての失敗が全く同様だからだ。

 いまのAIはいわゆる身体性、デバイスありきの脳という設定のもとに開発される。何か目的があり、手段があり、身体(インタフェース)をもつ。そしてそれらに合わせるようにAI(疑似脳)は設計される。これはいまのところうまくいっている。

 

 かつて、知能や知性をつくろうとしたAI開発が失敗したのは身体性を考慮せずにいきなり脳からつくろうとしたからだ。

 

 テスラやウェイモは同じだ。

 「自動車のことを知らない」のに、自動運転というシステムを作ろうとした(疑似脳)。当然失敗する。

 トヨタやフォードは、こういったIT企業よりもITには弱いかもしれないが、自動車というものはよく知っている。自動運転は手動運転の派生なのだから、トヨタやフォードが自動運転が得意になるのは、至極当たり前だ。

 

 スタートアップなどは、「運転」を考慮していなかった。

 コンピュータによって「制御」できると思っていた。「制御」からつくろうとしたから結局、進展しないのだ。