バッハの開会式での、「本当にやるとは思わなかった」的な発言が、責任逃れの意味なのか、事実なのかはわからない。
ただ、バッハは外人なので、下手なコロナ政策を打てばデモだの焼き討ちだのがあることは知っていたし、多分、日本でもそういうことあるんじゃないかなと彼は日本について何も知らないから思っていたに違ないない。
まあ、開催されれば儲けもんくらいに思っていたに違いない。
が、日本がマジでやったので、ポカーンな面はあったとは思う。
彼は知らなかったのだ。
日本人は鳥頭ですぐに忘れる(原爆も数か月後にはすっかり忘れ、アメリカ万歳アメリカ万歳となるわけで、恥ずかしいにもほどがあるが)習性があり、いざ始まれば、のってこないやつは「ノリが悪い」(より強いい方では非国民という)ということになるということを。
これは日本のエンタメでもありがちなのだが、どんなひどい目にあっても、最後に救われればオールオッケーみたいな部分がある(韓国映画はそのままバッドエンドになるケースが散見される)。
たとえば、Aはいじめられっ子でBがいじめっ子だが、実はBは家庭不和だったので、AはBの気持ちを察し、Bは何の制裁も受けずに、AとBは友達になりました。よかったね! みたいな話。何もよくないと思うのだが。
コロナでもオリンピック頑張った! になるのが目に見える。
菅ちゃんもよかったね。支持率、たぶんあがるよ。金メダルいっぱいだから。