今までは「誰の絵」「誰の歌」「誰の詩」のように、作者にファンがついた。これからはAIにファンがつくだろう。
○○AIの生成する絵が好き、とかそういう。
そうなってくるとAIの差異を生み出すにはコードやアルゴリズムの差よりも、「学習」の差となってくる。ゆえに、今では聞かなくなったが、かつてヴォーカロウドを「調教」するといったが、AIもAI調教師が重要なファクターになってくるだろう。
もっともそれは、調教師の感性がAIに反映されることを意味する。
これはDTMにも似ている。かつて作詞作曲は難しかったが、今では音楽理論も知らず、楽器が弾けなくて、歌が歌えなくても作曲ができてしまう。
AIも同じだ。センスだけあれば、アニメもゲームもAIにつくらせることができる。
センスが何よりも大事になる。
そして、センスが誘蛾灯のように人を引き付ける。これは宗教に酷似している。
21世紀は人類史上始まって以来の、「大宗教時代」となる。間違いない。そしてそれをAIが補佐する。AIは最新テクノロジーにも使われるだろうが、人を支配し、教導する宗教ツールとして有用に扱われるだろう。