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日本政府は少子化に対してファンタジーな推計をずっとしてきたが、ここ数年、特に100万を割ってからの減少速度は、悲観主義者が見てもびっくりの速度である。
しかし、残念ながら当然である。
私は子供にいつも言っている。「外国へ行きなさい」と。
こういうと日本は治安がーとかほざく馬鹿がいるが、ルフィがニュースになっているじゃないか。貧困化と治安の悪さは比例する。
日本は相対的に世界と比べて急激に貧困化している。
最近の物価高は、そういうことだ。世界中でインフレだが、アメリカだけではなく、あらゆる国で給与水準も上昇している。
たとえば、韓国の給与水準はほぼ同等になったが、30年前は1/4以下であった。ポーランドなんかは1/10以下で、現在は1/2くらいになっている。
日本だけが取り残されているが、なぜいまだに3位なのかといえば、まあ人口1億3000まんは超人口大国だからにすぎない。日本より多い国は一握りしかなく、先進国ではアメリカしかない。
アメリカも人口は3億3000万人で、じつは人口世界3位である。インドと中国が突出して多いだけで、アメリカは超人口大国で、あたりまえだが人間が多い国は強い。
貧困化も少子化も政府は対策する気がなく、口先だけだ。
今後、治安の悪化は避けられない。
外国へ行っても治安が同等なら、給与がいい方がいい。当たり前の話だ。