今度、フランスではゲーマーとかストリーミングとか英語由来の単語が禁止されるようである。
またかよ。である。
しかしまあ、フランス人はイギリス人がクソほど嫌いなので仕方がない。
イギリス人嫌いすぎて嫌がらせのためにアメリカ独立戦争を全ツッパで支援した結果、財政難でルイ王朝が崩壊するくらいにはイギリス大嫌いである。
そもそも、ラテン語から近世にはフランス語が国際語となった。そもそも国際語はリンガフランカ(フランスの言葉)というのだ。そう、国際語=フランス語であった。ラテン語はあくまでもヨーロッパ内国際語だったが、ヨーロッパの世界支配に伴い、本当にフランス語は国際語となった。
日本人が国際社会に復帰したときはすでに英語の勢力も強かった上、日本は一貫して英米偏愛だったので印象がないかもしれないが、フランス語は長らく唯一の国際語だったのだ。
また、戦前においても、アインシュタインのほとんどの論文がドイツ語で書かれていたり、医学を学ぶために日本の医者たちが英語ではなくドイツ語を習得していたようにドイツ語もまだかなり通用した。
それが戦後になると一変し、海事は英語のみ、航空関連も英語のみ、宇宙開発も英語のみ、国際組織もほぼ英語のみ、オリンピックでさえ英語偏重、英語をしゃべる元植民地はカナダやオーストラリアのような国があるのに、フランス語をしゃべる国はケベックを除けばゴミばかり、となり、フランス語は国際語の地位を完全に失った。
IT分野は完全にアメリカに支配されているため、もはや英語ばかり。
科学論文も英語、ファッションも英語。新語はみーんな英語。日本人や中国人たちは自分たちの言語ではなく英語で造語してくるから、英語由来の単語は加速度的に増えていく。
なんで日本語で造語しないんだろ??