なぜプログラマーは「仕様です」と強弁するようになるのか。
プログラミングをよく知らない連中は、自分の設定ミスや、自分にとっては使いにくいだけで、バグだの不具合だのと言い出す。これほどイラっとくることはない。
新人のうちは、そうですねーこうした方が使いやすいかもですねーと対応しているが、「全くバグが多い」とか言われているうちにプログラマーは修羅と化す。
バグじゃねえよ。
そして、ユーザーに見える部分なんてのは結局「個人の主観」がバグ判定ということに気づく。
まともに取り合うのも馬鹿らしいし、不具合があるわけでもないのになんで罵られないといけないのか。
すえかねて、キレる。
まともに取り合ったところで客は「バグが治っただけ」というだけ。評価もあがらんどころか、こっちが下手にでたばっかりに、むしろ「下がる」。
もういい。仕様だ。
これはこういう仕様なのだ。
修羅となったプログラマーは「仕様です」を連呼するようになる。
そのうち、「運用に支障がないバグ」は「仕様」と言い始める。復讐の始まりだ。そっちが「気に入らない仕様」を「バグ」というなら、こっちも「治さんでもいいバグ」は「仕様」だ。