ロシアから撤退していない企業をボイコットだの、欧州の白人俳優がウクライナ支持を表明だのと、本当に気持ち悪い。というのも、プーチンは事実上の独裁者なので、ロシアの一般市民は加害者というよりは被害者だろう。なぜプーチンのツケを一般のロシア人が支払うのか? 意味不明だ。ウクライナは善、ロシアは悪、みたいなそういう単純な構図が大嫌いだ。
悪いのはプーチンと、対ロシアに対して備えてこなかったウクライナ政府、親露ウクライナ人であって、被害者はロシア市民とウクライナ市民だ。だから私はボイコットなんてしない。ロシア企業のものが買えるならむしろ買うし、逆にロシアでのサービスを停止した企業のものこそ買いたくない。企業は利潤を求めていればよく、普段は人道など対して考えてないくせに、突然、ウクライナのためとか言いだす企業のものなんぞ買いたくない。いまでも奴隷のように黒人を使っている白人企業が世界にはいっぱいあるのにねえ。
そしてこれは「白人内紛争」であって、白人連中が「アフリカ人の紛争」に興味がないように、我々アジア人はこの「内戦」を無視すべきだ。ウクライナを支援する必要などない。政府も避難民という名の難民を受け入れる必要などない。中東難民を受け入れなかったように、受け入れなくていい。我々の取るべき道は、きみたち白人がアフリカ人(つまりアメリカ市民以外の黒人とアラブ人)の死に関心がないように、きみたちウクライナ人の命も、我々アジア人から見ればアフリカ人のそれと同じ、取るにたらないもの、という人種的平等を示してやるべきなのだ。
寄付? バカバカしい。戦争は災害ではなく、人災だ。その寄付は銃になるのだ。