日本では理系は冷遇されているが、面白いのが理系の方がネトウヨが多い

 日本では理系は冷遇されているが、面白いのが理系の方がネトウヨが多いことだ。
 なので、中村修二を叩く叩く。裏切りものだと。擁護するのは私のような、文系よりの理系だけだ。

 不思議だ。

 欧米なんかだと高学歴ほど左翼で、かつ理系ほど左ががってくる。日本はあまり、学歴と左傾化に関連がなく、理系の左翼はほとんどいない

 おそらくだが、これが低賃金で技術開発できてきた理由の一端だと思う。

 日本の右翼は欧米のネオナチのような半ぐれヤンキーではなく、チー牛率が高い。
 彼らチー牛右翼はネトウヨとも呼ばれ、街宣右翼をチンピラと軽蔑している。しかし、同時にパヨクパヨクと左翼を叩く。

 なぜこんなことになっているのだろうか。

 ひとつには、高学歴ですら、韓国=パヨクみたいな頭おかしい図式を信じているということだ。
 左翼と右翼の違いが何も分かっていないのだ。ロシアは赤ではない。レッドチームとか言っている馬鹿ネトウヨだらけだ。

 ロシアにも左翼と右翼がいて、プーチンはどっちかというとロシア民族主義者なので右翼、ロシア共産党は野党としていまも存在する左翼。
 韓国も左翼政党右翼政党がある。
 中国のような左翼政党一党独裁でもない限り、どこの国も右翼政党と左翼政党がある。こんな基本的なこともわかっていない

 なぜか?

 学校で習わないからだ

 政治経済は重要な教科のはずだが、家庭科以下の扱いである。

 この政治経済の知識の薄さが高学歴理系のネトウヨ化を招いている気がする。逆に、文系は大学で習ったりするから、逆にネトウヨ化しにくいのだ。

 また、世間から冷遇される人間ほど宗教や国家主義にハマる。これは自分に誇るものがないから国や故郷を誇るのと同じだ。
 理系は冷遇されてきたので、右傾化してきた
 しかし、右傾化すればするほど、「低賃金でもお国のため」という発想へいきつく。低賃金と冷遇は固定化された。

 明治維新の後は、秀才は「末は博士か大臣か」とされたが、現代の日本ではどちらも「底辺職」である。
 政治家は汚職にまみれた馬鹿で、まともな人間がする仕事ではなく、大学教授は世間を知らない勉強だけのあたまでっかちとされる。
 尊敬されるのはスポーツ選手と芸人で、彼らは何十億という収入を得ても当然とされている

 実際、尊敬する人ランキングの8/10はスポーツ選手か芸人である。異常でない?

 このため、理系は「コミュニケーションに難のある人間が就職のために行くところ」であった。特に工学部はそうであった。
 出世は酒とキャバクラで決まるような日本において、工学部出身者が冷遇されたのは必然である。
 私もそうだが、工学部はキャバクラが嫌いである。バカ女だからだ。

 どういうことかわからんのだが、ヨーロッパでは社会に対する恨みは社会そのものへ向かうようだが、日本ではなぜか韓国か中国へと向かう

 自民党プロパガンダが大成功していることの何よりの証左であるが、このせいで、左傾化しないのだ。

 国内の社会的な問題とすれば、社会変革を目指す。当然左傾化する。
 しかし、悪いのは全部韓国と中国というネトウヨ思想に国内を是正するという考えはなく、「いやなら出ていけ」論で終わりなのだ。

 特に最近では、若いころ政治的な薫陶を受けてこなかった60台の退職老人(全共闘世代はもう70台だ)のネトウヨ化が顕著だ。どんどん増えている。
 彼らがネトウヨ化しやすいのは10代がしやすいのと同じなのだ。