知能と痛みの理解は比例している。
高等な知能を持つほど、痛みに弱いのだ。だから、ゴリラもオラウータンも痛みにとても弱い。
鳥でもカラスは痛みに弱く、アホウドリはネズミに体を食われても気にしないくらい痛覚がない。
非脊椎動物で一番優れた知能を持つとされるタコは、爬虫類よりも臆病に見える。
これは人間にも当てはまるだろう。
粗暴な人間が知能が低いのは、知能の低さだけではなく、痛みを感じにくいのだろう。
考えてみれば当然で、知能が低いということは脳の機能が劣っているということ。痛みを感じるのは脳だということ。