というのも、表層だけの理解で物事を考えるからだ。
もっとも、この表層の理解で物事を考えるのはネトウヨも同じであり、残念だが、れいわ信者とネトウヨは向きが逆なだけで、基本は同じである。
もっとも、あまりにも頭が悪いとその「表層の理解」もできないため、反ワクにもネトウヨにもならない。
いってしまえば、反ワクもネトウヨも「自分は頭がいい」と思っている。
しかし、彼らの頭が残念なのは、日本共産党と共産主義がイコールではないことが理解できない点(組織と思想は異なる。日本共産党はマルクスの思想に感化された人間の組織だが、マルクスが創始したわけでも何でもない)や、いまだに東西陣営などというわかりやすい対立軸でしかものごとを考えられない点(イランとハマスの関係ですら一枚岩ではないし、ソ連はもうない)にあるし、反ワクにしても、彼らは化学物質を嫌うが、そもそも、すべての物質は「化学物質」であろう。
こういう手合いはジハイドロオキシジェン(二水化酸素)規制に賛成するのだ。
特に日本社会は全体のIQが高いために、この手合いが多いのだ、と個人的には思っている。
Qアノンみたいなのの信者はアメリカでは「理解すら出来ないほど低脳」が指示しているものだ。
これをアメリカ発祥というだけで、何かすごいもののように考えている陰謀論者が日本には多い。あれはIQの低い人間が崇拝する思想で、恥ずかしいからやめた方がいい。これはIQが高いほど無宗教(ここで低知能は無宗教と無神論を混同するが、これは完全に異なるものだ)になるのと似ている。
ネトウヨとブサヨが対立を続けるのは、相手の理論を理解できるほど頭がよくないからだ。
雑多な意見をその人に応じて理解するには高い知能が要る。
その理屈自体が知性的かどうかは問わない。自分が経験していないことなどを補完して、あいてのいわんとするところを理解するには高い知能がいるのだ。それが反ワクにもネトウヨにもない。
だから相手が馬鹿なことを言っているとしか思えないのだ。
真に頭のいい人間はどんな人間の意見も一考してみるものだろう。しかし、知能が低いとそれができない。