こじらせたフェミニストが、女は根源的に男が嫌いなのだ、という論理を展開することがあるのだが、これには一理あるのではないだろうか？ と個人的には思うところがある。
というのも、私個人の考え方としては、男も根源的には女が嫌いだからだ。
下世話な話なのではあるが、もし、男に性欲がないなら、もし、女に女性器がついていないのならば、男性が女性を相手にすることはなくなるだろう、と容易に予測できるのだ。
だって、同性の友人と遊ぶ方が楽しいのは論を待たないからだ。
もちろん、異性とも友人になるケースはあるのだが、女の思考の多くを男性のほとんどは理解できない、許容できないと考えている。
それを覆すのが性欲であり、性欲があって、あわよくばセックスしたいと考えているから、女に譲歩しているのすぎないのだ。
あたりまえだが、すべての女性に言えるわけではないが、女性に多く見られる傾向の多くを男性は嫌っている。これは事実だ。
たとえば、女性はすぐにdisを始める。
とにかくdisが大好きだ。
もちろん、男性もdisはするが、disが大好きな男はほとんどいない。disでもりあがることはほとんどない。職場の嫌な上司の愚痴なら盛りあがるかもしれないが、見ず知らずの人間のdisでもりあがることは通常、ない。
女が口を開けばdisってばかりなのにうんざりしている男性は多い。
前述のように、利害関係があるならわかるが、芸能人なんてのは利害関係もないのに、あそこまでたたいたりけなす意味はどこにあるのか？ 女という生き物が元来性悪でなくては説明がつかない、と男性陣は考えている。
これは一例にすぎないが、こういった例はたくさんあるのだ。
いってしまえば、男女の思考様式、価値観のギャップを性欲が埋めてくれているのだ。
ゆえに、人類の歴史ではおうおうにして男色が横行していた。古代ギリシャだけではない。
戦国時代の日本においては、ノンケだった豊臣秀吉は頭がおかしい扱いされていて、本人も本人で、男色に興味がない自分を恥じていたりもした。
古代ギリシャやローマでは、女はカスであり、高貴な恋愛は男性間でしか成立しえないとまで考えた。
男色までいってしまうのはやりすぎにしても、ペルシアのゾロアスター教では、近親姦が奨励されたが、これも近親者であれば、共有する価値観や思想が近いがゆえにわかりあえるからだろう。
近親者でないと理解は成立しえない、そう考えていたのかもしれない。
中国人は当時の世界基準では、珍しくも女に甘い民族だった。
ヨーロッパでも中東でもアフリカでもアラブ世界でもインドでも、女はカスという認識が浸透していたが、中国含め、東アジアではそこまでのミソジニー思想に陥らなかった。
世間では東アジアは男尊女卑と考えられているが、歴史的には逆である。
たとえば、中国では傾国の美女が話題になるが、世界史において、傾国させるような美女が頻繁に出てくるのは中国くらいで、有名なクレオパトラは、そもそも彼女自身が一国の主、エジプト王だったわけで、楊貴妃などとは話が違う。
そもそも傾国の美女が成立する時点で、女の人格を認めていることになるのだ。
どういうことか？
皇帝たるもの、肉オナホなら権力と金でいくらでも手に入ったはずだが、わざわざ美女の歓心を買いたかったのは、彼女の人格を認めたうえで恋愛関係を結びたかったからにほからない。
女はカスと断じたギリシャ・ローマ人や、戦国期の日本人とは違った価値観がそこにある。
女に人格を認めないなら、肉オナホ以外の価値はなく、すなわち国を傾けてまで歓心を買おうとする行為そのものが成立しない。
確かに中国では女性が社会的に出世することはなかった。しかし、社会的にそうであることと、文化的（恋愛的）にそうであることは矛盾しない。
現代日本でも、家計の財布を女性が握っていることが多く、こうなってくると、社会的地位は男性が占めていても、家計支出を妻が握っていることになり、日本経済の一般消費の流れの多くを妻が握っていると読み替えることすらできる。
これは社会的には表に出てこないが、私の父の世代など銀行からお金をおろす方法すら知らないのだ。
社会的地位が男性で占められているからといって、即、男尊女卑とするのは、早計であるし、ヨーロッパ人の色眼鏡でしかない。
東アジアでは古くから女性の価値が高いとされてきた。
話が逸れてしまったが、男性もまた女性を嫌いなのだ、という話だ。
どうも女性の多くは、男性が本能的に女性を好きにできていると勘違いしていて、自分は女だから大切にされるはずだ、なぜなら男性は女が好きだから、みたいな思考回路の女性が、私は大嫌いである。
そして、そういった勘違いを起こさせる原因である、やりたいがために優しくする性欲モンスターが大嫌いである。やつらのせいで、女たちが勘違いする。
自分に価値があるでしょムーブをしている女を見ると腹が立つのだ。
