竹中平蔵が逃げた 真の自己責任とは何か

 パソナにかかわるのをやめるらしい。

 まあ、安倍ちゃんの暗殺を見てそう思うってことは自覚があったってことだなあ。
 普通の政治家は暗殺されないが、「誰かの人生をめちゃくちゃにしたことに関与した」政治家は殺される可能性が見えてきたわけだからね。そりゃ、怖いよなあ。数百万人の氷河期世代をつくった張本人なんだもの。
 安倍ちゃんが「政治思想」を理由に殺されたなら、平蔵はびびることはない。例えば九条とかね。

 でもね、安倍ちゃんは、山上の母親の人生と家族の人生を破壊した統一教会に深く関与していたから殺された
 労働法と派遣法で氷河期世代の人生をめちゃくちゃにした平蔵は当然、「人生の破壊」を理由に殺されるかもしれない。安倍ちゃんみたいに、ね。

 これは左翼の長崎市長が「政治思想」から殺害されたのとも違うわけ。
 安倍ちゃん殺害は「政治思想」が理由じゃないから、平蔵は怖いんだよ。
 そういう意味では、山上は英雄だと思うよ。

 政治思想からの暗殺でもなく、無敵の人になって一般人を殺害するでもなく、ちゃんと復讐を果たした。
 本当は統一教会の首脳陣を狙いたかったんだろうが、まあ御の字だろう。安倍ちゃんが岸から続く統一教会の後ろ盾だったことは間違いないんだから。統一教会にダメージを与えたのは確かだ。
 ちゃんと一矢報いた。自暴自棄になって通り魔をする馬鹿たちとは雲泥の違いだ。

 山上は珍しいパターンだ。
 右翼が鉄砲玉を使って左翼を暗殺する政治思想暗殺でもない。
 無敵の人が一般人を殺しても、上級国民は何ら怖くない。

 でも、これで思い知っただろう?

 したい放題している上級国民たちよ。
 人の人生を破壊したら当然の報いを受けるという当たり前のことが、あんたらも無縁ではないと自覚したか? 下級国民たちには何をしてもいいと思ってたろ??

 これこそ「真の自己責任」であろう。

 上級国民たちは自分たちで制度をつくっておきながら、下級国民に、おまえらが貧乏でくそな人生なのは「自己責任」と言ってきたが、自分らで制度を作り、人の人生を破壊したツケを支払うことこそ「自己責任」だ。
 安倍ちゃんの死は「自己責任」だ。可哀想でもなんでもない。就職氷河期で酷い目にあった人間を自己責任論で切り捨ててきたんだから、一緒だ。人に恨まれることをしたのが悪い

 そもそも氷河期なんて、新卒制度、派遣法、経済の被害者だ。そんな社会的な理由を自己責任に転嫁してきたくせに、社会を操作できる側の人間が「俺の責任ではない」と言えるわけがない。
 あんたらは社会に対して責任を負っているんだから、その社会の構成員に殺される可能性も責任の一端だろう。

 世の中には山上を異常者にしたてたり、政治問題にしてしまおうという勢力があるが、これは単なる復讐劇だ。しかし、復讐劇だからこそ、怖いだろう?? なあ!

 山上が異常者だったのではない。
 統一教会は数十万の人間を不幸にしてきた。当然、その中の一人くらい復讐を企てても何らおかしくない。