女子供という表現があるが、かつては女は子供と同じ弱者だった。
しかし、男女同権・平等の現在、弱者は老人と子供である。
最近、「性欲由来の優しさ」というワードが流行っているが、昭和の世界であったなら、性欲がなくても、義侠心というか、男のプライド、社会的使命として女性は弱者だから助けるべしと考える男性は多かったに違いない。
が、令和の若者は違う。
女はもはや弱者ではない。
自分たち男と同格だ。
すごく困っている人なら、そりゃ助けるかもしれないが、少し困っているくらいなら、一人前の社会人はそれくらい自分で解決すべきだ、と男性たちは考える。
そう考えないのは、相手が老人や子供だった場合だ。そうだったら、助けるだろう。
少し困っている女性を助ける理由、優しくする理由はもはや「性欲」以外にないのだ。
だから、「性欲由来の優しさ」と言われても、そりゃあもう当然でしかない。
そして今度は逆に、女の「性欲由来の怠慢」が鼻につく。
男の性欲を利用し、受け身で無責任な大人の女がむかつくのだ。
実際、日本の女は責任感に非常に乏しく、そもそもリーダーシップをとる気がなく、専業主婦願望も先進国では異様に高い。
そう、男の性欲をたたきながら、自分たちは男の性欲を利用して怠慢な態度をとり、仕事はせず、責任は取らない。