Twitterで「タワマン」は話題になるけど、松濤とか六麓荘は全く話題にならないよね。
— 窓際ジョニー (@jonny_mado) 2023年6月13日
・200㎡以上の勝ち組住宅(松濤)
・400㎡以上の勝ち組住宅(六麓荘)
・町内会の入会金50万円(六麓荘)
もはや異次元すぎて、嫉妬の感情さえ生まれないよね... pic.twitter.com/UlCd65g6cG
って、ツイートがあったんだけど、当たり前だなと田舎民なら思う。
だって、都会の一戸建てってしょぼいんだもん。
そりゃ土地は高いかもしらんが、上物はまあ、変わらない。
狭小地に建てると建材費は変わらず、建築費だけはかかって、総工費は高くなるかもしれないが、だからといっていい住宅ができるわけじゃない。材料費が一緒なら、同じだ。
そりゃあ、土地が何億もするかもしれんがね、400平米ってだいたい120坪なわけだ。
田舎で100坪ってむしろ狭い家だからなあ……。田舎民からすると、庭がない、という時点でゴミなわけだ。
え? あるって?
120坪の家の庭なんて庭にカウントされない。
うちの実家は敷地面積で300坪以上だし、母屋、離れ、いろいろ建っているし、宅地以外に裏山と田園が別途あるし、共用の河だが、敷地の真ん中を河が流れている。
ゆえに、土地でうらやましいとはとても思えない。もちろん、坪単価が数十倍違うのは知っている。
でもさあ、何億円もするっていわれても、車一台分の駐車場と、トマト4株くらいしか植えられない庭で、豪邸と言われても……と思うのだ。田舎民はな!!
ついでにいえば、田舎だといわゆる古民家がいっぱいある。
最近建てられたツーバイフォー住宅や大手ハウスメーカーのブロック組立西洋式住宅みたいなのに、魅力を感じない。
いやマジでね、100年前の地主の家とかあるわけだ。
建坪50くらいの寄棟住宅で、どう考えても現代の大工ではつくれそうもない、という感じのがあるんだよ。つくれるかもしれないが、まあ、めっちゃ金かかるよね、っていう。
で、ツイート主の家って成金の家だよね。田舎でよく医者とかやくざが住んでいる家だよ。やくざは和風が多いけど。
エセ西洋建築に魅力を感じるかといえば、成金だねえ・・・どんなアコギな商売したの? としか思えない。出社義務のない人なら、わざわざ高級住宅街に家を買わないと思うんだよね。
成金の思想だよ。
土地は全然広くないどころか、むしろ狭いし、上物も成金の良く見える家で、珍しくもない。
でもね、タワマンは違うの。だって、絶対に田舎にはない「上物」だから。
加えて、閑静な住宅街を田舎民は評価しないのよ。
自分らの住んでいるところが閑静な住宅街以外の何様でもないか、静かな田園の中か、もしくは山の中、だから。
タワマンから見下ろす都会の風景も、大都会じゃなきゃ得られない。
だから、憧れになるんだよねえ。
都会の高級住宅街とかアウトオブガンチュウなのよ。それ、実家に帰ればあるからさ。
高級住宅街とはいっても、京都の御所周辺とかなら尊敬するよ。あのレベルは普通の田舎にはないからね。てか、ないよ。まず。