日本人の馬鹿さ加減の象徴的なのが消費税だ。
最初は一定数以上の売上げ以下の場合は、消費税をガメていい(益税という)と政府が言ったので、弱小小売がこぞって賛成し、消費税法は通過した。
なんでもそうだが、法律は可決が一番難しいのだ。一回通ってしまえば、改正は楽だ。
だから政府はどんどん税率をつりあげ、益税のハードルもあげつづけ、ついに次のインボイス制度で益税は消滅する。
消費者からとった消費税はすべて国庫へ出さないといけなくなる。
これが強制なのではなくインヴォイス制という締め出し制度の開始で、事実上上納以外の選択肢が選べないにも関わらず、インヴォイス制を導入しないという選択権が与えられているのが、また日本らしいやり口だ。
馬鹿だな、と思う。
目先の利益しか考えないからこうなる。