最近再現フィルムで明らかにおかしいのが目立つ。
20代が作成しているのだろうか。
たとえば、戦中の居間なのにテレビがあった。NHKの初放送は戦後である。テレビ自体は存在するが、日本では一般放送はなく、一般家庭にあるはずがないのだ。
私の世代だとこの間違いは侵さない。祖父母の話をきいているからだが、いまの二十歳の祖父母はおそらく70歳くらいで、戦前戦中のことはよく知らんのだ。
あとは、昭和のオフィスなのにパソコンの画面が液晶というのがあった。
これも液晶は当時もあるが、当時のオフィス用のパソコンのディスプレイはすべてブラウン管である。液晶はめちゃくちゃ、目ん玉が飛び出るほど高いのでオフィスにあるはずがないのだ。というか、平成になってもブラウン管が一般的だったと思う。2000年頃から液晶へに移行が進んだが。