最近、紬ちゃんが赤ちゃん名前ランキングで一位になったうえ、澪、律も高いランクにいる。
確かに、親はけいおん世代で、私も「けいおんネーム」と呼んでいるが、しかし、変ではある。
梓がないのだ。
唯もない。
上位に主人公である唯がなく、また一番人気があったと思われる梓の名前もない。
変じゃない??
私は娘に「梓」とつけたかったよ?
つまり、これは確かに「けいおんネーム」なのだが、単純に、15年前にも兆候があって、作者のかきふらいが採用しただけだったか、もしくは、旦那がけいおん好きだが、梓や唯は受け入れられず、結果的に、けいおんネームと知られることなく流行ってしまった可能性だ。
後者の気がする。
偶然もありうる。
渚ちゃんは結構いる。
クラナドの影響だろうか? 潮ならそうだろう。リアルで潮ちゃんにあったことないもの。
今の20代に渚ちゃんは結構いるのだ。
つまり、クラナドと時代が合わない。クラナドが製作された時点で、すでに渚は流行っていて、今もある程度有力な名前として残っている、と考えるのが妥当だ。
「クラナドネーム」なら、渚よりも、「ことみ」とか「杏(きょう)」があやしいだろう。
ことみと「ひらがなみっつ」にするのが怪しいし、杏を「あんず」と読まないのはもっと怪しい。
そうなると、ホンモノの「けいおんネーム」として怪しいのは「梓」だろうな、と想像がつく。
「梓」だと親がけいおん好きだな、とバレる可能性が高く、避けられたと思われる。
なぜか?
「梓」はしわしわネームなのだ。
そして男女共用名というか、もとは男の名前だ。
それをあえて現代につけるのが怪しい。今の中高年でも、梓さんはあったことがないしね。
それに対し、澪も紬も21世紀の名前で、過去に類例がない。
同じ理由で、30代40代には「唯」は結構いる。
唯もまた古い名前で、わざわざ○子とつけるようなものだ。あえて流行のスタイルの名づけをしない、というのは意図があり、怪しいのだ。