三島由紀夫と手塚治虫が生きていたら

 過去の作家たちは所詮過去の作家だが、三島由紀夫手塚治虫が生きていたら、今何を書いただろう? というのはすごく気になる。というのも、両者はどちらも偉大な作家となろうとも、いつまでも新人に嫉妬し、偏見なくあらゆるジャンルに挑戦していた(三島は恋愛小説からSF、スピリチュアル、ミステリなんでもありだし、手塚もおよそ描かなかったジャンルを探すのが困難だ)からだ。
 多くの文壇連中や、インテリがゴジラを子供だましと言う中、こんなん見たことないじゃないか。すごいじゃないかと素直に褒めた三島なら、いまのラノベ異世界モノになんとコメントしてくれるだろうか。命売りますを書いた三島だから、なんか書いてくれるんじゃないか。そんな気もする。
 手塚も萌え漫画の全盛前に死んでしまったが、生きていたならきっとクソ馬鹿にした発言をしつつ、その裏で研究を重ね、きっと何か描いてくれるに違いない。こっちは間違いないだろう。多分、けいおんとかきらら系漫画を徹底的に研究してきそうな気がする。彼の生前にはなかったジャンルだからね。