円安と上級国民

 円安は上級国民にとっては得しかない。

 海外比重の大きい大手企業は儲かる。外国人が株を買うので株価も上がる。
 そして、上級国民はドル建て資産なので、円安になればなるほど資産が増える

 一方、一般市民は損しかない。

 日用品や食料の輸入比率の高い日本では円安は即物価高である。
 これが一昔前なら、企業は儲かった分を給与アップにしていたが今は役員報酬とか配当しか増やさないので、一般市民には「何一つ得がない」。
 しかし、円安が経済を好転させるとかアホなことばっかいうのだ。

 でも、こんなこといつまでも続けたら一般市民も資産をドル建てにし始めるよ。政府はここで預金ではなく、投資させようとしているけど、一般市民が円建て資産なんてしないと思うよ。
 シビアだからね。日本人ほど小金にうるさい国民はいないよ。その代わり大金には無頓着で、日本政府の財政酷いことになってるけども。
 貯蓄が多いのもシビアだからだよ。これを利上げとか利下げでどうにかなると思っているのは御目出度いアタマだ。

 じーさんばーさんは知らんけど、若い人は円に幻想をいだいていないしね。
 だって、今の20なんて、物心ついたときは失われて何年か経っていたわけで、ブイブイ日本なんて知るわけもない。
 だからバブルリバイバルとか、あの頃はよかったとかで洗脳しようとしてるけど、無理。

 さらに、利上げはできない。なぜなら企業が返済額が増えて給与が下がるからとかアホマスコミが政府と日銀の代弁をしてたけど、んなわけない
 法人税がさがりまくっているんだから、配当と内部留保に回してるのを利子に回せばいいだけ
 そこで従業員の給与を減らすというその発想自体が、日本の30年の停滞を招いたのだ。