親ガチャという言葉があるらしい。
これを女子アナとか芸能人が批判したようだが、基本的に的外れだった。いかに的外れか書いていく。
1.親は一生懸命育ててくれた
当たり前である。
それは「前提」として、金持の親か貧乏の親か。どっちがよいか? という話。
資産以外の条件が同じなら、当然、資産が多い親の元に生まれたほうがいいだろう。何の批判にもならない。
2.親になると親のありがたみがわかる
無関係の話である。
むしろ、親になったことで「子供の気持ち」がわからなくなってしまったのではないか? 逆にこのような発言をする人間は完全に「親視点」になってしまい、子供時代を忘れた「毒親」になるだろう。
3.親がショックに思うだろう
無関係の話である。
親は親、子は子である。
親に感謝しろ従えという旧世代的な考え。親に感謝するのは当然の話であって、言うまでもない。しかし、親に感謝することと、親の遺伝子や財産に感謝することは全く別の話だ。
しかもこれでは、親視点しか考慮されておらず、相対的視点にかけ、発言者の「自己中性」が明らかとなっている。