まーた変なものをはやらそうとしている。
なぜか昆虫食自体に対するアレルギーみたいな炎上。たとえば、敷島パン。
昆虫食自体は別に問題ないと思う。
そもそも古来日本人は昆虫を食ってきた。蜂の子、イナゴは食べるだろう? だから昆虫食自体をたたくのは変だ。
また、食うものがないならタコを食え、とイギリス人に言ったら、タコ食はイヤだあああというだろう。
昆虫食自体は世界中で行われていて、東南アジアではコオロギはポピュラーである。
で、本質的な問題は、昨今巷を騒がしているSDGsである。
みながほとんど何の批判もなく一斉に同じ方向に舵を切ることは正直怪しい。
話題のSDGsもそうだ。突然世の中に現れ、みなが素晴らしいと称賛し、推進する。変じゃないか?
ウクライナもウクライナ絶対正義論ばかりでうんざりする。盗人にも三分の理ということわざもあるのだが、ロシアは0の理と言わんばかりだ。
物事にが議論がつきまとうのが鉄則である。
そもそも、地球温暖化自体がクライメート事件のように、批判にさらされている。
しかし、そういった査読もなしにSDGsは突然世の中に現れ、念仏のようにお役所や企業が唱え始めた。
うさんくさいことこの上ない。
昆虫食もそうである。
昔からあるもので、なぜ突然囃し立てるのか。意味不明だ。
しかも、日本人が古来より食っているものから実践するのではなく、いきなりコオロギパウダーである。
おかしい。もうコオロギパウダーが量産体制に入っているかのような印象だ。
そういえば、サル痘もなぜかもうワクチンが存在し、はやらせようとする勢力があったようだが、残念ながらコロナのように全く流行しなかった。
思い返せば、コロナはSARSの親戚(正式名称SARSII)なので20年位前にSARSが流行ったときから、すでに物事は始まっていたのだろう。
私はそもそも陰謀論が好きではないのだが、コロナもその影響のわりには異常に騒がれ、世界各国が湯水のように公金をばらまき、当然のように日本政府もおともだちに配り倒した。
今回もそうではないのか?
コロナだって、アメリカ中国日本イスラム世界すべてが一斉に足並みをそろえるなんて変だろう???
コオロギ食もそう。
事前の議論もなしに、確定路線で話が進んでいる印象を受ける。
つまり、儲けたいやつがいるのだ。
考えてみれば、食肉は非常にコストがかかる。コオロギはおそらく低コストで生産ができるのだろう。そうとしか思えない。合成肉がやたら議論されているのもそのせいではないのか?
しかしながら、東南アジア以外でコオロギ食はメジャーではない。
メジャーではないから、食糧問題のせいにして、はやらそうとしている。
ふざけるな、だ。
そもそも日本は食品ロスが多い。
なくすべきはまずそこからだろう。
そっちの路線のほうがSDGsの理念にもかなうと思うが、このコオロギ路線は食糧を売って儲ける路線にならない。
彼らはSDGsを実践したいのではなく、コオロギ食という新しい消費を開拓したいのだ。
新しい市場の開拓で、既存市場の奪い合いではないから、企業は足並みをそろえてお互いに協力する。
さらに言えば、コオロギ食を最低の食事ランキングにおけば、自動的に既存の食事のランクが上昇し、値上げができる。
いや、むしろ、コオロギ食=意識の高い食事=高級食にすることができれば、もっとずっとよい。低コストで暴利をむさぼることもできるはずだ。
最近はメタバースやNFTなど、新しい市場を強引に開拓しようという目論見が多すぎる。
需要と供給の関係を無視し、メディア万能主義に染まった連中がメディアを使えば愚民が存在しない需要を勝手に喚起してくれると思い込んでいる。
Youtubeで宣伝すれば売れるというのも幻想だ。メディアには案外力はない。
食糧市場はもはや先進国では飽和状態で、新しい市場の開拓は難しい。
だから、これまで普及していない昆虫食をはやらせたい。
そういうことだろう。
ゆえに、これはもう既定路線だ。やむことはないだろう。
私たちはこれからアメリカの巨大食料品メーカーがつくったコオロギパウダーの入った食品を食うことになる。
そのうち法令で、成分にコオロギを書かなくてもよくなる。これは時間の問題だろう。だから、気づかずコオロギを食う世の中になる。
そして、これまでコオロギを食していた地域からコオロギがいなくなるんだろうね。