テスラのギガプレスがすごいすごいいってるやつは馬鹿なんだろう。
そんなもん、トヨタもフォルクスワーゲンも思いつかなかったわけじゃない。
それをやってしまうと車が売れなくなることが明白だったからだ。
そう。車体が一体成型だと修理ができない。事故ってフレームが歪んだら終わりだ。買い替えになる。
そんな車に乗るやつはいなかったし、保険料も馬鹿高だ。
テスラがギガプレスを導入できたのは、EVであることと、サブスクの時代になったことだ。サブスクなんて言ってるが、ようは月賦、リースのことだ。
であるなら、事故った場合、交換ということになる。
トヨタがEVをサブスク形式で展開しているのは、本質がギガプレスにではなく「サブスク」にあるからだ。
かつて自動車は故障した場合、故障部分のパーツを交換するものだった。
21世紀末にはモジュール化が進み、マニュアルにのっとって、故障個所をまるごと交換するようになった。いわゆる職人的な修理工は用済みとなった。
テスラの結果は、そもそも「買い切り」の終わりだ。故障したら修理しない。