憂邦烈士連合会@ソロプレイ

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黒電話

うる星やつらのワンシーン

ヤマノススメのワンシーン

 うる星やつらの黒電話描写が話題のようだ。
 私は昭和生まれなので黒電話はよく知っている。というか、黒電話は黒電話以外のカラーもあって、正確には実家の電話は黒ではなかった。ただ形状は黒電話そのものである。
 私が小学生のころ、すでにプッシュホンへのシフトが進んでいた。そのため、クラスの半数は黒電話の正しいかけ方を知らなかった。

初期のプッシュホン

 20年前にはそもそも固定電話自体が下火になってきていて、賃貸するにしても固定電話を引かないのが主流だった。
 だって中学生以上なら、ケータイをもっていたからだ。

 今の30代以下は黒電話の存在をよく知らんのは確かだが、1980年生まれくらいからすでに知らない人も多い。というのも1969年にはプッシュホンが販売されたからだ。
 プッシュホンはダイヤル式とそもそも電話番号の通知方式が異なり、JR予約などのサービス連携が可能だった。料金は高かったが。
 うちが黒電話だったのは、ケチだったからだろう。

 さて、こういった過去を再現するもので、よく「再現フイルム」と民放で呼ばれている小芝居があるが、昭和の話になると間違いが多い。
 一発でわかるような間違いが、だ。

 戦前の再現フイルムなのに、家具調TVが映っていたり、机でタバコが吸えた自体のオフィスなのにパソコンが液晶だったり。いや、ノートパソコンやワープロはそうだったが、普通のデスクトップはCRTだったからな??
 だって普通に高かったからね。

 あとこれとは関係ないのだが、「ああ、都会の人間が作っているなあ」と思うときがある。田舎の河川なのにすべて三面側溝だったりすると、ねえなあ、となったり。