結婚のメリットって、占有セックス権の確保と社会的地位の確保が最大のメリットだった。
今はそんなんない。
好きなだけセックスできるし、独身だからって白い目で見られるわけでもない。
だから私は、自由にセックスできる男は結婚する必要ないんじゃないか、って思う。子供が欲しいって場合も、誰かにつくってもらえば済むしね。まあ、穏便に親権もらえるかはわからんけど。
だからさ、結婚格差じゃないんだよね。問題は。
セックス格差なんだよ。
かつては貧乏人も結婚でセックスできたわけ。
今は違う。
風俗いこうにも、本番ありなら3万はかかる。手取り10万でいけるわけないだろう? で、手取り10万の男はごろごろいる。
それでもモテればいいが、モテなきゃセックスにありつけない。
貧乏非モテ童貞の数が増える。どんどん増える。
で、こいつらは貧乏だから誰かも救われない。可哀想な貧乏人は感動ポルノになるからみんな好きだけど、「ただ貧乏なだけ」なやつはみんな嫌いだからね。
女を手籠めにするような性犯罪者はそもそも「モテる」からこの層には入らない。
この、貧乏非モテ童貞は大人しい羊みたいな連中だ。無視していい、と誰しもが思う。
だから、未婚率の高さとか出生率の低さはどうにもならないよ。構造的問題だ。
20年もすれば、貧乏非モテ童貞だけの社会ができるだろうね。これはあれだよ。モテないトドの雄だけのコミュニティみたいなもんで、ハーレムとは完全に独立した別の社会だ。
社会は分断される。
金銭格差とかじゃなくて、「モテの格差」によってね。
別にこれはなにもおかしかない。
生物の基本原理だ。
人間社会はずっとこの原理に反した「セックスの制限」と「自由恋愛の制限」をやってきた。それが社会を分断させない方法論だったからだ。
しかし、自由の名のもとにセックスの規制緩和された結果、当然のように原理が人間を支配する。
そもそもおかしいからね。
生物の世界では多くの雄が童貞のまま死ぬんだからな!!
人間もそうだよ。しょせんは動物だ。
これまで家族単位でないと社会運営ができなかっただろうが、技術の発展で家族の単位は小さくなってきた。核家族がさらに小さくなるんだ。
個人だよ。
社会運営のためにつがいを作る必要はない。なら、セックス強者がのさばるのは当然の摂理だよ。
この格差はえげつないことになると思うよ。
モテる男は風俗いかない(無料でセックスできるのに行く必要ない)し、貧乏人は金銭的に無理。で、性産業は衰退する。
少数の男がたくさんの女とセックスする。半数は童貞のまま死ぬ。そういう社会になると思うよ。
じゃあ女はどうなるって? シングルマザーが爆増する代わりに、手厚い保護がなされる。ビッチに有利な社会になれば、ビッチは益々増える。
女もさえないクソ男と結婚するくらいなら、イケてる男の二号三号のほうがいい、というのは本音だろう。デジタル化で家事育児も楽になり、手厚い保護もあるのに、さえないクソ男と結婚するメリットなんかないでしょ。四六時中いっしょにいなくてもいいし。
童貞トドコミュニティはその後も無視され続けるだろうね。社会問題として扱われることもないだろう。