メディアはなぜ、犯罪への加担行為のことを「闇バイト」と呼ぶのだろうか。言い方がマイルドすぎて、犯罪臭が脱臭されている。これは、売春をパパ活と呼んでいるのに等しい。
パパ活なんて、援助交際よりさらにマイルドな言い方になったせいで、あたかも「まっとうな稼ぎ方」みたいに喧伝されてさえいる。
エンコーの時代はさすがにこれを「真っ当」だとか言う「真っ当な」メディアはなかったんじゃないか?
闇バイトも、「バイト」とかいうから、真っ当な仕事に見える。馬鹿にはそう見える。
だから減らない。減らないどころか、メディアが助長している。
ちょっと普通じゃないバイト程度に思っているやつがいっぱい応募するんじゃないか?
つうか、応募じゃなくて、「加担」だよ。
闇バイトなんて言い方はやめて、もっと言い方をメディアは検討すべきだ。