憂邦烈士連合会@ソロプレイ

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【水星の魔女 感想 #3】

 グエルくんはカマセなんか。もう三敗目だぞ!

 まあ量産機っぽいので最新鋭機に食い下がってるから強いのはわかるけども。

 今作のMS戦はこれまでのガンダムと違うな、と思うのはかなりSF要素が強いことだ。
 今回もそうだった。レゴリスの起こす静電気が実際にどれほどの影響力があるかわらないが、それによってグエルは敗北する。
 これまでのビームの打ち合いと剣劇だけの戦闘シーン(種はバンクが多く、そういうシーンばかりだった)と比べるとかなりSF寄りで、ロボットチャンバラではない。
 だから「何が起こっているのか?」がよくわらない。キャラは一応解説してくれるが、くどい解説はないので、やはりわからない。
 わからないのだが、ヒカルの碁みたく、「何が何だかわからないがとにかくすごい」ということはわかるので、よくできている。ヒカルの碁もルールを知らない読者が多かったことで有名だ。

 この説明しない感じも、SF小説っぽい。

 水星の魔女では用語の解説はない。
 いまのところ、MSが戦車の代わりに存在する世界であることやパーメットという採掘物が重要であることは語られるが、作中人物たちにとっては「常識」なので解説はほぼない。
 しかし、物語の上では重要ではないからわからなくてもいいのだ。
 こういった余計な解説がないからテンポがいい。

 来週も楽しみというか、毎度毎度「引き」がうますぎる。え? どうなっちゃうの? ってのが。

 次回もまあ、エアリエルが負けるわけないので、スレッタが勝つのはわかってるんだけど、三人目をどうやってスレッタが堕とすのか。天然ジゴロのスレッタちゃんの逆ハー構成員がプラスされるのは規定事項だと思われるので、ここが楽しみなのである。

 しかし、今回エランのおかげで謎が一つ増えた。

 プロローグではエリー(スレッタと別人説ありだが)はエアリエル搭乗後、GANDの模様みたいなのが表れていたが、スレッタは通常の人間らしいのである。変じゃないか?