憂邦烈士連合会@ソロプレイ

IT、PG、アニメ、エンタメ、政治、歴史、時事、社会、カメラ、etc

細かく仕分けしたり、きれいに畳むのが好きな人は実は整理整頓が下手だ

 細かく仕分けしたり、きれいに畳むのが好きな人は実は整理整頓が下手だと思う。
 なぜか。
 大事なのは「仕舞う」ことであるからだ。

 こういった綺麗に仕分けしたり、畳みたがる人は、整理収納アドバイザーみたいな人を参考にしているが、そもそもそこが間違っている。
 料理で考えよう。
 料理人はそれが仕事だから時間をかけられるのであって、料理人の料理を毎日家庭で作るのは不可能だ。休日ならできるかもだが。
 整理整頓も同じ。
 彼らアドバイザーのような整理整頓は無理なのである。それをしようとすると時間がない。
 時間がないのに、綺麗に仕舞おうとする。するとやがて億劫になってきて、「逆に散れてしまう」現象さえ生じうる

 大事なのは「綺麗」に片づけることでも、「仕分けする」ことでもない。「仕舞う」ことだ。
 雑だろうが何だろうが、仕舞う。これが大事だ。

 また、綺麗に整頓しすぎると、モノを却って探しづらくなる。すると、取り出すのも億劫になってしまう。
 たとえば洗濯物もいちいち綺麗にたたんで引き出しに入れる必要などない。
 テキトーに畳んで仕舞えばいい。取り出すとき? 綺麗に仕舞えば却って全体像が見渡せずに探しづらいし、綺麗に探さないといけないが、雑に仕舞っておけば、雑に探せるし、気も楽であろう。