何が驚愕かって、これが日本の事件なら関係文書は速やかに処分されていて、真相は闇の中、となっているだろうことだ。
あのソ連ですら、スターリンの命令書を破棄していないうえに、虐殺者の名簿も残っているのだ。
チェルノブイリだって詳細な追跡データをいまだにロシアは取得しているので、何もわからない資料も消えた福島と比べると、日本人は真面目ぶっているけど重大なことは隠蔽体質だよな、と感慨深い。
ソ連の資料はなにせ隠されてはいたが破棄されてはいなかったので、ロシアになってから表に出てきた。
ありえない。日本なら絶対にあり得ない。
都合の悪い文書も破棄しないというのは世界的な傾向というか、ここをやったら人倫にもとるとされる。中国の文革ですら日本の戦中資料よりも充実している。
日本の戦中の資料は都合が悪いのでその多くがなかったことにされた。
日本人がソ連をつくっていたら、崩壊後も何一つ資料は出てこなかっただろうね。
しかも現代ですら、資料があっても「のり弁」なので意味がないし。
日本人は中国人についで世界で二番目に数学ができる(インド人は平均値は低い)けど、数字の扱いはもう最底辺だよね。
トヨタだって、数字はどうでもいいみたいな認識を改めないし。