良妻の九か条というのが叩かれているらしい。
見てみた。まあ、たたかれるよね。
というか、個人的に、こういう嫁は別にほしくない。なんていうか、人格を感じない。
1.尊敬してくれる
夫婦は対等。尊敬は対等とは遠い。対等でない夫婦は楽しくない。
2.ポジティブ
これに関しては同意。ネガティブなのは家が暗くなる。とはいえ、妻だけの話ではなく、暗い友人、暗い同僚も要らないから、これは妻に限った話とは言えない。
3.教わり上手
なぜ教え上手とセットではないのか。これでは、「俺の言う通りに動く」という意味にしか取れない。
4.悪口・文句・愚痴を言わない
そんなのは人間ではない。確かに悪口や愚痴が多いとイラっとする。私の嫁は悪口ばかりいうので、困る。が、「全く」言わないのはおかしい。「あまり」言わない程度でよい。
5.一人の時間をくれる
ずっと愛されているとでも思っているのだろうか。逆に一人の時間のない夫婦は窮屈ではないのか? だから、妻も一人の時間をつくってほしいというのならわかる。
6.女を失わない
強欲すぎる。母親と女はバーターだ。どっちかしか選べない。
7.自立している
なんというか、この九か条を考えたやつはどうかしているんじゃないか? 支離滅裂じゃないかと思うが、この文言の真意は、「俺に世話をかけるな」という意味だろう。
私は自立した女性が大変好ましいが、それは思想や精神の話であって、自分だけ楽しようという男の浅はかな態度のことではない。
8.家事スキルが高い
どうでもいい。いまどき一通りの家事のできない男がいるのか? うまい飯? んなもん外食したらいいし、女の手料理なら、カーちゃんの飯を超えるものはない。
9.子供と本気で向き合う
本気が何を意味しているのかによるが、良いことだと思う。
で、同意できるのは2と9だけだ。1,3,5は同意できない。4と6は条件付きで同意。7はおそらくこの九か条を作った人間と私の認識が食い違っているので、同意できない。8はどうでもいい。妻は家政婦ではない。